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ひとりごとな日記

昭和の匂い

私は温泉が大好きだ

日本全国つつうらうら

観光名所を見て回り

ご当地料理に舌鼓を打つ

そして各地の温泉にゆっくり浸かる

これも私の夢の一つ

 

今、大都会で暮らしているが

ありがたいことにご近所に

昔ながらの銭湯が何か所かある

タイル張りの浴室や番台

それにお決まりの瓶のコーヒー牛乳など

まるで昭和にタイムスリップしたような

懐かしさが残っている場所

広くて熱いお湯も銭湯ならではだ

たまに足を運び、我が身を労う

 

私は昭和の匂いのするものがあると

妙に落ち着く

 

祖母の家は平屋で

ひなたぼっこのできる畳の部屋

夕涼みのできる縁側

庭には季節の野菜が採れる小さな畑がある

いとこの家には土間があり

薪で焚くお風呂があった

 

不便なことは沢山あれど

田舎暮らしは魅力的だ

昔は当たり前にあったであろう

丁寧でゆったりとした暮らしが

そこには残っている

 

決して都会の便利さや喧騒が

嫌いなわけではない

きらびやかなネオンの影にも人は暮らし

それぞれに想いを馳せて一生懸命生きている

都会でしかできないことも沢山ある

 

ただそんな都会の中でも

心穏やかになれる瞬間を大切にしたいな

そう思う今日この頃でした